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みんなが苦労する犬への薬の飲ませ方と注意点

2016年2月24日

犬に薬を飲ませるのって大変ですよね。

  • 犬が病気になってしまったので薬を飲ませないといけない。
  • うちの犬は薬を嫌がって飲んでくれない。

どうしても薬を飲ませないといけないけど、初めてだと怖い。
重なる失敗から犬が空気を感じ取り逃げてしまうなど、様々な状況で困っている方も多いのではないでしょうか。


人間であれ犬であれ、無理やり薬を飲ませようとしても嫌がり、薬を飲まなくなってしまうだけです。

この記事では、多くの飼い主さんが苦労する「犬への薬の飲ませ方」についてご紹介していますので、ぜひ参考にしてください。

薬の種類別メリットとデメリット

犬の薬には以下の4種類の薬があります。

  • 錠剤
  • カプセル
  • 液体

それぞれの種類に、メリットとデメリットは次のとおりです。

  メリット デメリット
錠剤 ・正確なくすりの量の把握
・短時間でのくすりの投与
・あとで吐き出す可能性がある
・かまれる可能性がある
カプセル ・薬の味を隠すことができる ・口の中に張り付く
・カプセルを噛むと薬が出てしまう
液体 ・投薬量の調節ができる ・途中でこぼすと投与量が分からなくなる
・水や餌に混ぜられる ・そのままでは投薬しづらい

それぞれメリット・デメリットはありますが、錠剤を飲んだフリするのが上手い猫であれば、粉薬。

粉薬だと泡を吹く猫であれば錠剤。

特にどちらでも大丈夫であれば、正確な量が投与できる錠剤が良いとされています。

お薬の種類によっては変更が難しいことがありますので、動物病院で相談されると良いでしょう。

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薬の種類別の飲ませ方と注意点

薬の種類別に飲ませ方や注意点をご紹介します。

1.錠剤 / カプセル

STEP.1
利き手と反対の手を使って、犬の上顎(アゴ)をしっかりと持ち上を向かせてください。

このときに、壁などを背にさせ後退できないようにすると良いです。

STEP.2
利き手の人差し指と親指で薬を持ちながら、中指を下顎に引っかけ、つっかえ棒のようにして、ぐっと口を開きます。

STEP.3
薬を喉の奥(舌の付け根あたり)に落としてあげます。このとき、投げ込むのではなく、ものを落とす感じで行うと良いでしょう。

この時に薬を投げ込んだり、奥に置きすぎると犬が吐く素振りを見せますので注意してください。

STEP.4
口を閉じ上を向かせたまま、薬をゴクッと飲み込むのが分かるまで喉をさすってあげます。また、錠剤やカプセルは、口の中や食道に張り付き易いので、少量の水を飲ませてあげたほうが良いです。

錠剤 / カプセルを飲ませる際の注意点

STEP.4の時、舌の上に置いてしまうと口をモゴモゴさせて上手に吐き出すことがあります。

これを繰り返しているうちに、薬が溶け出して余計与えにくくなりますので注意してください。

2.液体

STEP.1
注射器(シリンジ)に分量分の薬を入れておきます。

STEP.2
口を閉じさせて少し上を向かせます。

STEP.3
口の端に注射器(シリンジ)を差し込みましょう。

STEP.4
液体を少しずつ注入します。

液体を飲ませる際の注意点

STEP.4の時、急いで入れてしまうと口元から垂れてしまうので、焦らずゆっくりと流し込むのがポイントです。

3.粉薬

犬用の缶詰やペーストを使用しましょう。

また、液体で飲むのが好きな犬は粉薬を水で溶かして、注射器で飲ませても良いでしょう。

STEP.1
缶詰やペーストを犬の一口大位の大きさにし、中に薬を入れたものと。入れていないものを複数個つくります。

STEP.2
錠剤が入っていないものから与えて、何個目かに薬が入っているものを与えていきます。

粉薬を飲ませる際の注意点

  • 吸収速度を保つ為に錠剤やカプセルにしているのもあるため、錠剤を潰したり、カプセルの中身を出して与える際は必ずかかりつけの獣医さんに相談してください。
  • 普段与えている食事に薬を混ぜるのはやめましょう。
    味の変化を感じ、普段の食事を嫌がってしまう可能性があります。
  • 一口で食べられる大きさにしましょう。
    犬が口の中で複数回噛み、中の薬が出てしまう恐れがあります。
  • 食事の量が多いと、途中でお腹いっぱいになって食べきれない場合があるので注意してください。

まとめ

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
いかがでしたでしょうか。

どの薬の場合でも飲んだ後は必ず褒めて上げたり、おやつをあげたりしてあげてください。

薬は嫌なイメージしかないと思うので、「薬を飲めば褒めてもらえる。」「薬を飲めばおやつが貰える。」といった良いイメージを植えつけることが大切です。

中には、薬を飲むと泡を吹いたり、よだれをたらしたりする猫もいますが、その場合、かかりつけの獣医さんに相談して薬の種類を変えることをおすすめします。

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