猫の病気

猫もぐったり熱中症にかかる!症状や治療方法をご紹介

2016年5月18日

猫熱中症

蒸し暑く湿度の高い日は、報道などで熱中症対策を呼びかけられますよね。

締め切った室内や社内、飼い主の不注意で水分が不足するなど、猫が熱中症になるリスクはそこかしこに存在します。

「猫は快適に過ごせる場所を知っている」なんていわれますが、そんな日は、猫も暑いと感じているからこそ、少しでも涼しく快適な場所へ行くんじゃないでしょうか。

この記事で「猫の熱中症」について、症状や治療方法を記載しています。

猫の熱中症とは

猫の熱中症は、私たちと同じく、体内にたまった熱を外に逃がすことができなくなり、全身の機能が不全に陥った状態の事を言います。

私たちは汗をかいて、体温を下げることが出来ますが、猫は発汗によって体温調節をすることが出来ないのです。

結果、体の中に余分な熱がたまってしまい、熱中症にかかって最悪のケースでは亡くなってしてしまうこともあるようです。

猫が熱中症になる主な原因は、以下があげられます。

  • 夏場の水分不足
  • 夏場の車内
  • 夏場の閉め切った状態での室内
  • 狭いキャリーバッグでの移動時
  • 子猫や老猫
  • 肥満
  • 短頭種と呼ばれるつぶれた鼻が特徴の猫

飼い猫が熱中症で動物病院に担ぎ込まれる前に、予備知識をつけて、猫の熱中症対策をしましょう。

熱中症になりやすい猫種

熱中症になりやすい猫種は、以下があげられます。

短頭種や室内飼いの猫、寒い地域原産の猫が、熱中症になりやすいので注意が必要です。

猫の熱中症の症状

猫の熱中症の症状は、主に以下があげられます。

  • 口を大きく開けて「ハァハァ」と呼吸
  • 脈拍や心拍数がはやい
  • よだれがでる
  • 目などが充血
  • 元気がなく、ぐったりしている
  • 食欲がない
  • 触ると熱い
  • ふらつく
  • おう吐
  • 下痢・血便
  • けいれん

この中の、どれか一つでも当てはまったら、一度お近くの動物病院に連れて行って診察してもらったほうがも良いかもしれません。

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猫の熱中症の治療方法

猫に熱中症の症状が見受けられる場合は、まずは「体を冷やすこと」が先決です。

第一に、涼しい場所へ移動して、水を飲ませてください。

その後、水で濡らしたタオルで全身を包んだり、霧吹きで水を噴きかけたり、うちわであおぐなどして体温を下げます。

とくに動脈のある部分を冷やすと良いでしょう。

また、猫の体温が39℃まで下がったら冷やすのをやめ、体温は下げすぎないことも重要です。

対処してもなお、熱中症で猫が苦しんでいるようなら、出来るだけ早くお近くの動物病院に連れて行って診察してもらってください。

まとめ

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
いかがでしたでしょうか。

外へ散歩に出かける猫であれば、炎天下の中をさまよう事もなく、日陰で休んでいるかもしれませんよね。

でも、室内で飼われている猫は自分でカギをあけて外出することはできません。

日差しの強い日は、飼い主さんにとっては少しの外出でも、締め切った室内はすぐに高温になり、猫にとって危険な環境にかわります。

そんな時は、一つの部屋に閉じ込めておくのではなく、エアコンをつけてあげたり、ドアを開けて他の部屋にも行けるようにしておくだけで、熱中症のリスクを下げることができます。

また、合わせて「飲み水を切らさない」などの対処も忘れずに行うようにしましょう。

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