犬の病気

【主な病気別】知っておくべき中型犬の治療費の目安

2016年5月10日

中型犬治療費

「中型犬を飼っている」や「これから中型犬を飼おう」と思っている皆さんは、怪我や病気で動物病院に行った際に、治療費にどのくらいの費用がかかるのかご存じですか?

犬や猫は健康保険がありませんので、治療や手術の費用が高額になってしまうこともあります。

犬の怪我や病気は、いつ起こるか予測することはできませんよね。

獣医師の診療料金は、独占禁止法により、基準料金を決めたり、獣医師同士が協定して料金を設定したりすることが禁じられていて、病院によってバラバラなんです。

この記事では、おおよその料金になってしまいますが、「中型犬の治療費」をご紹介していますので、ぜひ参考にしてください。

※動物病院によって料金が違いますので、記事内の料金はあくまで参考としていただければ幸いです。

中型犬の治療費について

中型犬の治療費の大まかな内訳は、以下となります。

  • 初診料
  • 再診料
  • 時間外診療
  • 各手術料
  • 各検査料
  • 注射・輸血料
  • 一般処置料
  • 入院費

獣医師の診療料金は、独占禁止法により、獣医師団体(獣医師会等)が基準料金を決めたり、獣医師同士が協定して料金を設定したりすることが禁じられています。

つまり、現行法のもとでは獣医師は各自が料金を設定し、競争できる体制を維持しなければならないことになっています。

病名別の中型犬の参考治療費

中型犬におこる主な病名と概要、参考治療費をご紹介します。

1.悪性腫瘍

病名 悪性腫瘍
(あくせいしゅよう)
概要 口や皮膚などに出来る腫瘍(ガン)のことです。
参考治療費 約190,000円~

2.アジソン病

病名 アジソン病
(あじそんびょう)
概要 副腎の組織から分泌されるホルモンが低下してしまう病気です。
参考治療費 約260,000円

3.異物誤飲

病名 異物誤飲
(いぶつごいん)
概要 誤って何か異物を飲んでしまった時のことです。
参考治療費 約140,000円~

4.ジアルジア感染症

病名 ジアルジア感染症
(じあるじあかんせんしょう)
概要 小腸に寄生することで起こる寄生虫感染症です。
参考治療費 約60,000円~

5.子宮蓄膿症

病名 子宮蓄膿症
(しきゅうちくのうしょう)
概要 避妊手術をしていないメスに多く見られ、子宮内に細菌感染が起こり、膿がたまる病気です。
参考治療費 約130,000円~

6.膝蓋骨脱臼

病名 膝蓋骨脱臼
(しつがいこつだっきゅう)
概要 ひざの関節の皿が正常な位置からずれ、足を痛がる、足をかばう、引きずるなどの症状が現れる病気です。
参考治療費 約170,000円~

7.若年性白内障

病名 若年性白内障
(じゃくねんせいはくないしょう)
概要 遺伝的な要因で生後数カ月から数年といった若齢から発症する病気です。
参考治療費 約230,000円~

8.前十字靭帯断絶

病名 前十字靭帯断絶
(ぜんじゅうじじんたいだんぜつ)
概要 関節の不安定性により痛み・関節炎を生じる一般的な整形外科疾患です。
参考治療費 約140,000円~

9.鼠径ヘルニア

病名 鼠径ヘルニア
(そけいへるにあ)
概要 お腹の中にあるはずの腹膜や腸の一部が、そけい部の筋膜の間から皮膚の下に出てくる病気です。
参考治療費 約100,000円~

10.中耳炎 / 外耳炎

病名 中耳炎/外耳炎
(ちゅうじえん/がいじえん)
概要 耳に起こる炎症や腫瘍による病気です。
参考治療費 約180,000円~

11.白内障

病名 白内障
(はくないしょう)
概要 目の水晶体が白くにごって網膜に光が届かなくなることにより、視力が低下する病気です。
参考治療費 約140,000円~

12.膀胱結石

病名 膀胱結石
(ぼうこうけっせき)
概要 尿路結石症のなかで最も多くみられる、膀胱に結石ができる病気です。
参考治療費 約170,000円~

13.幽門狭窄 / 肺炎

病名 幽門狭窄/肺炎
(ゆうもんきょうさく/はいえん)
概要 胃の出口にあたる部位が詰まってしまう病気および肺の病気です。
参考治療費 約100,000円~

14.緑内障

病名 緑内障
(りょくないしょう)
概要 眼球の圧力が異常に高まることで網膜や視神経が圧迫され発症し、しだいに視力が低下してしまう病気です。
参考治療費 約170,000円~

15.リンパ腫

病名 リンパ腫
(りんぱしゅ)
概要 6~8歳くらいの中高齢に多く発症し、体の中のリンパ球が腫瘍(がん)になってしまったものです。
参考治療費 約160,000円~

ペットの保険について

犬や猫には公的な医療保険はありません。

一緒に生活しているペットも私たちと同じように、病気にかかったりケガをします。

中型犬の治療費は高額で、長期治療が必要になることもあるでしょう。

そんな時に、大切なペットの病気やケガに備えるのが「ペット保険」です。

「ペット保険」に加入することで、飼い主さんの金銭的な不安を解消できますので、金銭面で通院を悩む機会も減少するのではないでしょうか。

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まとめ

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
いかがでしたでしょうか。

重ねてにはなりますが、中型犬の治療費は、動物病院によって違いがあります。

この記事内の金額は、およその治療費を把握するための参考としていただければ幸いです。

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