人獣共通感染症(ズーノーシス)が引き起こす31の病気

   

人獣共通感染症

突然ですが、犬や猫を飼っている皆さま人獣共通感染症(ズーノーシス)という言葉をご存じでしょうか。

人獣共通感染症(ズーノーシス)は、動物と人間が共通する感染症のことです。
日本では「動物由来感染症」とも呼ばれています。

さまざまな動物を飼う人が増え、その飼育環境も多様化したことから、国内でも医療機関からの報告例が増えつつあります。

ここでは、「人獣共通感染症(ズーノーシス)」についてご紹介していますので、ぜひ参考にしてください。

※この記事は、国立感染症研究所を参考に解説しています。

人獣共通感染症とは

人獣共通感染症は、「ズーノーシス(zoonosis)」とも言われ、人とそれ以外の脊椎動物の両方に感染または寄生する病原体により生じる感染症のことです。

感染経路は、主に以下が挙げられます。

  • 経口感染
  • 接触感染
  • 空気感染
  • 経皮感染

世界中で確認されている、人獣共通感染症(ズーノーシス)の数は数百種類あるとされ、そのうち日本では約百種類ほどあるとされています。

ここでは、人獣共通感染症(ズーノーシス)の代表的な病気をご紹介します。

人獣共通感染症の代表的な31の病気

人獣共通感染症(ズーノーシス)の数は数百種類あり、全てをご紹介できませんが、代表的な病気をご紹介します。

Bウイルス病

Bウイルス感染症(びーういるすかんせんしょう)は、ニホンザル等との接触の機会を有している場合、注意すべき感染症

Q熱

Q熱(きゅーねつ)とは、原因不明の熱性疾患

アニサキス症

アニキサス症(あにきさすしょう)は、海産魚介類の生食を原因とする寄生虫症

ウエストナイル熱

ウエストナイル熱(うえすとないるねつ)は、鳥と蚊の間で感染環が維持され、主に蚊を介してヒトに感染し、発熱や脳炎を引き起こす感染症

エキノコックス症

エキノコックス症(えきのこっくすしょう)は、肝臓、肺臓、腎臓、脳などで包虫が発育し、諸症状を引き起こす、エキノコックス属条虫の幼虫(包虫)に起因する疾患

黄熱

黄熱(おうねつ)は、サルや蚊を宿主とし、蚊によって媒介される疾患

オウム病

オウム病(おうむびょう)は、オウム病クラミジアによる感染症

回帰熱

回帰熱(かいきねつ)は、齧歯類小動物、鳥類等を保菌動物とし、野生のダニやシラミによって媒介される細菌感染症

カンピロバクター感染症

カンピロバクター感染症(かんぴろばくたーかんせんしょう)は、カンピロバクター属の細菌によって引き起こされる感染症

狂犬病

狂犬病(きょうけんびょう)は、狂犬病ウイルスを保有する犬、猫およびコウモリを含む野生動物に咬まれたり、引っ掻かれたりしてできた傷口からの侵入によって発症する感染症

クリプトスポリジウム症

クリプトスポリジウム症(くりぷとすぽりじうむしょう)は、ヒトを含む脊椎動物の消化管などに寄生する原虫によって引き起こされる感染症

クリミア・コンゴ出血熱

クリミア・コンゴ出血熱(くりみあ・こんごしゅっけつねつ)は、ウイルス性出血熱4疾患の一つでクリミア・コンゴ出血熱ウイルスによる急性熱性疾患。他にエボラ出血熱、マールブルグ出血熱、ラッサ熱がある

腎症候性出血熱

腎症候性出血熱(じんしょうこうせいしゅっけつねつ)は、旧世界齧歯類に由来するハンタウイルスに起因する感染症

ダニ媒介性脳炎

ダニ媒介性脳炎(だにばいかいせいのうえん)は、マダニ科に属する各種のマダニによって媒介されるフラビウイルス感染症

ツツガ虫病

ツツガ虫病(つつがむしびょう)は、ダニの一種ツツガ虫によって媒介されるリケッチア症

トキソプラズマ症

トキソプラズマ症(ときそぷらずましょう)は、トキソプラズマというアピコンプレクサに属する一属一種の寄生性原生生物により起こされる感染症

鳥インフルエンザ

鳥インフルエンザ(とりいんふるえんざ)は、A型インフルエンザウイルスが鳥類に感染して起きる鳥類の感染症

ニパウイルス感染症

ニパウイルス感染症(にぱういるすかんせんしょう)は、ブタを媒介としたニパウイルスに感染することにより起こる感染症

日本紅斑熱

日本紅斑熱(にほんこうはんねつ)は、紅斑熱群リケッチアの一種を起因病原体とし、野山に入りマダニに刺咬されることによる感染症

日本脳炎

日本脳炎(にほんのうえん)は、主にコガタアカイエカによって媒介され、日本脳炎ウイルスによっておこるウイルス感染症

ハンタウイルス肺症候群(HPS)

ハンタウイルス肺症候群(ハンタウイルスはいしょうこうぐん)は、南北アメリカ大陸に生息するげっし類を自然宿主とする、ハンタウイルスによって引き起こされる疾患

ヒストプラスマ症

ヒストプラスマ症(ひとぷらずましょう)は、日本を除く世界的にみられる、輸入真菌症の一つ

ブタ連鎖球菌感染症

ブタ連鎖球菌感染症(ぶたれんさきゅうきんかんせんしょう)は、主に生後5週齢までの子豚に発生する、レンサ球菌感染による細菌病

ブルセラ症

ブルセラ症(ぶるせらしょう)は、4類感染症に分類され、ブルセラ属の細菌に感染して起こる感染症

ペスト

ペストは、腸内細菌科に属する通性嫌気性のグラム陰性桿菌に起因する全身性の侵襲性感染症

マールブルグ病

マーブルグ病(まーぶるぐびょう)は、別名ミドリザル出血熱と呼ばれる、ウイルス性出血熱の一つ

幼虫移行症

幼虫移行症(ようちゅういこうしょう)は、ヒトが好適宿主ではない寄生虫の感染を受けたときに、幼虫が体内を移動することによって引き起こされる病気

ライム病

ライム病(らいむびょう)は、野ねずみや小鳥などを保菌動物とし、野生のマダニによって媒介される人獣共通の細菌による感染症

ラッサ熱

ラッサ熱(らっさねつ)は、ウイルス性出血熱4疾患の一つで、西アフリカ一帯にみられる急性ウイルス感染症

リステリア・モノサイトゲネス感染症

リステリア・モノサイトゲネス感染症(すてりあ・ものさいとげねすかんせんしょう)は、河川水や動物の腸管内など、環境中に広く分布する細菌から引き起こされる感染症

レプトスピラ症

レプトスピラ症(れぷとすぴらしょう)は、病原性レプトスピラによる、多様な症状を示す急性の熱性疾患

人獣共通感染症の予防方法

ここでは、人獣共通感染症(ズーノーシス)個々の予防方法を記載してはいませんが、人獣共通感染症(ズーノーシス)以外にも共通する病気や感染症の予防方法をご紹介します。

  • 口移しで食べ物を与えない。
  • 飼育環境を清潔にする。
  • 引っかかれたり咬まれたりしたらまず流水で洗い流し消毒をする。
  • 動物を触ったり、糞の始末をしたら必ず石鹸で手を洗うこと。
  • むやみに野生動物に近づかない。
  • 感染予防に効果があるワクチンを接種する。

一概にはいえませんが、濃厚なスキンシップやコミュニケーションをすることが、深い愛情の表現方法ではないこともあります。

動物とはある程度のけじめと距離感をもち、濃厚なスキンシップやコミュニケーションを控えることが大切なのではないでしょうか。


まとめ

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
いかがでしたでしょうか。

人獣共通感染症(ズーノーシス)は、犬や猫などの動物だけではなく、人間にも感染が広がってしまいますので、注意が必要です。

犬や猫を定期的に動物病院で検診してもらうようにし、事前に病気を発見することが大切です。

また、口移しで食べ物を与えることで、病気の授受をしてしまい、潜伏期間を経て病気を発症してしまうこともありますので、注意しましょう。

この記事が、ペットと飼い主の良い関係のお役にたてば幸いです。

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