犬を「既に飼を飼っている方」や「これから飼おうとされてる方」は、犬のフィラリアについて気になっているのではないでしょうか。
フィラリアとは犬の肺動脈に寄生する犬糸条虫とのことで、しっかりと予防や駆除をしないと、大切な飼い犬とサヨナラをすることにもなってしまうんです。
この記事では、「犬のフィラリア」について、ご紹介していますので、ぜひ参考にしてください。
犬のフィラリアとは
フィラリアとは犬の肺動脈に寄生する犬糸条虫のことです。
体内に侵入したフィラリアは皮下組織や筋肉内で脱皮を繰り返し、血管内に侵入します。
約2ヶ月~3か月かけて最後は肺動脈まで到達し成長し、15センチ~30センチ程度の長さにまで成長します。
その後フィラリアの寿命5年~6年が尽きるまで肺動脈付近に寄生し続け、犬の寿命を削っていきます。
フィラリアがここまで到達すると薬以外の外科治療でも駆除することが難しくなってしまいます。
また、肺動脈まで到達し成長すると、フィラリアが血液の流れを阻害するため、心臓が血液を送り出すためにより強い力を必要とする為、犬の心臓に負担がかかります。
最悪の場合は、大切な犬とお別れをしなければならなくなってしまうこともあります。
そんなことにならないためにも、フィラリアの薬を使用した計画的な対策を行う必要があります。
犬のフィラリア症-症状
それでは、フィラリアに感染するとどんな症状が現れるのでしょうか。
- 血尿が出る
- お腹が膨らんでくる
- 咳をするようになる
- 食欲がない
- 呼吸が苦しそう
これらの症状が見られた場合は、フィラリア症の恐れがありますので迷うこと無く動物病院へ行くべきでしょう。
少し判断に迷う例として、「元気がない」、「食欲がない」などの状態が挙げられますが、犬は理由もなく元気がなくなったり、餌(ごはん)に飽きてしまって食欲がないということもあります。
ですから、元気がなさそうだから、すぐフィラリア症だと疑うというのは少し難しいかもしれません。
元気がない状態がしばらく続いたり、餌を変えても食欲不振が治らないような場合は、動物病院へ行くことをおすすめします。
犬のフィラリア症-予防方法と駆虫薬
最初に記載しますが、薬でフィラリアの寄生を予防することはできません。
フィラリアの薬は、皮下組織や筋肉で成長し血管内にフィラリアが侵入するタイミングで駆除するための駆虫薬です。
そのため、一定期間継続投与をすることが結果としてフィラリアの予防になるのです。
フィラリアの予防と駆除薬には、以下の3つのタイプがあります。
タイプ | 使い方 | 購入と接種場所 | 商品名 |
内服 | 1ヵ月に1回の内服 | インターネット購入 | ダイロハート |
滴下 | 1ヵ月に1回首の後ろに滴下 | インターネット購入 | レボリューション |
注射 | 1年に1回の注射で12か月持続 | 動物病院 | - |
一般的なのは、内服タイプです。
毎月1日、毎月10日といった形で、覚えやすい日を設定して忘れずに投与しましょう。
フィラリアの予防と駆除薬を、定期的に投与すると金銭面での負担が増えてしまいますが、近年では、ペットの薬も人間同様ジェネリック医薬品が存在していることをご存知でしたでしょうか。
動物病院では少々高額のため、個人輸入でジェネリック医薬品を購入される方もいらっしゃいます。
錠剤、顆粒、チュアブルと種類も豊富に発売されており、それぞれの犬にあったものを選んでみてはいかがでしょうか。
薬を飼い犬に投薬する際は、必ずお近くの動物病院に連れて行き、フィラリアの成虫が体内にいないかどうかを検査してください。
ダイロハート
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商品名|ダイロハート 小型犬用 |
体重|11kg以下 |
価格|2,398円 3,999円以上の購入で送料無料! |
商品名|ダイロハート 中型犬用 |
体重|12kg ~ 22kg未満 |
価格|2,698円 3,999円以上の購入で送料無料! |
商品名|ダイロハート 大型犬用 |
体重|23kg ~ 45kg未満 |
価格|2,898円 3,999円以上の購入で送料無料! |
※価格は変動しておりますのでご了承ください。
※商品パッケージが違う場合がありますが、ご了承ください。
おすすめのポイント
- カルドメックのジェネリック医薬品で有効成分が同じく、効果・効能は同じ。
- カルドメックよりお値段もお買い得
- バニラの香りがする錠剤タイプ
ダイロハートの特徴
- ダイロハートは、錠剤タイプのフィラリア予防薬です
- 犬糸状虫の寄生を予防すると同時に消化管内線虫の駆除を行います
- かわいいハート型の錠剤でバニラの香りがします
- ひとたび口に入れると、犬の唾液が錠剤を柔らかくし、チュアブルタイプのように簡単に食べることが出来ます
ダイロハートの成分
- イベルメクチン
- ピランテル
ダイロハートの使い方
- 月に1回1錠を投与してください。
- 30日後を目安に6回投薬し続けてください。
- 投薬前に犬の体重を確認してください。
ダイロハート使用時の注意点
- ダイロハートを使用する前に、必ずフィラリアの成虫が体内に寄生しているかどうかを検査してください。
- 投薬間隔の期間を空け過ぎると効果が弱くなる場合があります。
ダイロハートチュアブル
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商品名|ダイロハートチュアブル 小型犬用 |
体重|11kg以下 |
価格|2,198円 3,999円以上の購入で送料無料! |
商品名|ダイロハートチュアブル 中型犬用 |
体重|12kg ~ 22kg未満 |
価格|2,498円 3,999円以上の購入で送料無料! |
商品名|ダイロハートチュアブル 大型犬用 |
体重|23kg ~ 45kg未満 |
価格|2,698円 3,999円以上の購入で送料無料! |
※価格は変動しておりますのでご了承ください。
※商品のパッケージが違う場合があります、ご了承ください。
おすすめのポイント
- カルドメックのジェネリック医薬品で有効成分が同じく、効果・効能は同じ
- お薬が苦手な子も食べやすいチュアブルタイプ
- 月一度、1個の簡単投与
ダイロハートチュアブルの特徴
- 大人気のダイロハートのチュアブル(おやつ)タイプです
- 犬糸状虫の寄生を予防すると同時に消化管内線虫の駆除を行います
ダイロハートチュアブルの成分
- イベルメクチン
- ピランテル
ダイロハートチュアブルの使い方
- 月に1回1錠を投与してください。
- 30日後を目安に6回投薬し続けてください。
- 投薬前に犬の体重を確認してください。
ダイロハートチュアブル使用時の注意点
- ダイロハートチュアブルを使用する前に、必ずフィラリアの成虫が体内に寄生しているかどうかを検査してください。
- 投薬間隔の期間を空け過ぎると効果が弱くなる場合があります。
レボリューション犬用
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商品名|レボリューション 子犬子猫用 |
体重 / 週齢|2.5kg以下 / 生後6週齢以上 |
価格|4,200円 3,999円以上の購入で送料無料! |
商品名|レボリューション 超小型犬用 |
体重 / 週齢|2.6 ~ 5kg |
価格|4,580円 3,999円以上の購入で送料無料! |
商品名|レボリューション 小型犬用 |
体重 / 週齢|5 ~ 10kg |
価格|5,280円 3,999円以上の購入で送料無料! |
商品名|レボリューション 中型犬用 |
体重 / 週齢|2.5kg以下 / 生後6週齢以上 |
価格|5,880円 3,999円以上の購入で送料無料! |
商品名|レボリューション 大型犬用 |
体重 / 週齢|2.5kg以下 / 生後6週齢以上 |
価格|6,380円 3,999円以上の購入で送料無料! |
出典:ペットくすり
※価格は変動しておりますのでご了承ください。
おすすめのポイント
- 月1回投与するだけ!フィラリア・ノミダニを同時予防できます
- 経口薬が苦手なペットに最適な垂らすだけのスポットオンタイプです
- 1回使いきりのピペットに小分けされているので、容量を間違えることなく、投与ができます。
特徴
- レボリューション犬用は、ノミの成虫を駆除し、卵の孵化を1ヶ月間防ぐことができます。
- ノミの成虫の駆除だけでなく、ノミの卵や幼虫にも効果を発揮し、ノミの再寄生を予防します。
- 大切なペットを狙う主な寄生虫の駆除と予防が、この一本で行える、便利で簡単なお薬です。
成分
- セラメクチン
レボリューション犬用の使い方
- 投与方法はとても簡単で、1ヶ月に1回、首のうしろの毛を掻き分けて、直接液を皮膚の上に垂らすだけ。
- 液を全部出し切るように、チューブを親指で押し出して最後まで使用して下さい。
- 投薬前に飼い犬の体重を確認してください。
レボリューション犬用使用時の注意点
- 子犬にレボリューション犬用は生まれて6週間経っている子犬に使用してください。
- 濃度の確認をしてください。
(子犬用:セラメクチン濃度6%、子犬用以外:セラメクチン濃度12%) - シャンプーなどは、レボリューション犬用の効果を保つため、適用後2時間以上あけてからにして下さい。
- お子さんがいるご家庭では1時間程度は犬に近づかせないようにされると良いでしょう。
- 薬剤が誤って人の皮膚に付着しても、毒性学上極めて微量であるので、安全性上の問題はありません。
- まれに、投与した部分で毛が少し固くなったり、色が落ちたりするようなことがあります。
一時的なもので製品の安全性ならびに効果に影響はありませんが、念のため獣医師に相談することをおすすめします。 - 薬剤が皮膚に付着しても、主成分である「セラメクチン」は高い安全性が確認されていますので、付着箇所を洗い流すだけで問題はありません。
犬のフィラリア症-予防期間
出典:日本犬糸状虫症研究会
フィラリアの予防をいつから始めたらよいか、具体的なシーズンについては、地域差もありますので、感染期間の目安を参考にすると良いでしょう。
ご自身のお住いの地域のシーズンがいつであるかの目安を把握し、最適な予防をしてください。
東京を例にすると、平均感染期間が5月15日~11月5日なので、5月~12月までの投薬が必要なことが分かります。
蚊がいなくなったから、もう平気だろうと安易に判断し投薬を止めないでください。
せっかくのフィラリア予防が無駄になってしまう可能性があります。
まとめ
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
いかがでしたでしょうか。
聞くとなんだか怖くなるフィラリア。
いっそ室内でずっと育てようと思ってしまうかもしれませんが、そういう訳にもいきませんよね。
気兼ねなく犬と散歩に行ったり、少し遠出してみたりできるようにするためにも、フィラリアの予防は飼い主にとっての大切な役割なのではないでしょうか。
今回の内容を参考に、ぜひ愛犬のフィラリア予防を行ってみてください。