最近、飼っている猫に「目が充血している」「くしゃみや鼻水が多い」「目やにが多い」このような症状が出ていませんか。
もしかしてその症状、猫の結膜炎かもしれません。
この記事では、「猫の結膜炎」について、症状や治療方法をご紹介していますので、ぜひ参考にしてください。
猫の結膜炎とは
猫の結膜炎とは、まぶたの裏側や眼の表面部分を覆っている「結膜」が炎症を起こした状態の事です。
結膜炎は、接触感染で広がるので、多頭飼育をされている方や他の猫との接触が多い猫は注意が必要です。
猫が結膜炎になる原因としては以下があげられます。
- ゴミや埃、シャンプーなどの異物が目に入る
- ウイルスや細菌への感染
(「猫ウイルス性鼻気管炎」「猫カリシウイルス感染症」)
ウイルスによる結膜炎への感染は、ワクチン接種で予防ができますので、お近くの動物病院で尋ねられてみてはいかがでしょか。
猫の結膜炎-症状
猫の結膜炎は、「目が赤くなったり」「目の強いかゆみ」が症状として現れます。
結膜炎の主な症状は以下があげられます。
- 目の痒み
- ひどい目やに
- 結膜が充血する
- 涙が多くなる
- 眼球が赤く腫れる
- 頻繁に目をこする
- くしゃみが多い
- 鼻水が多い
この中の、どれかに当てはまったら、一度お近くの動物病院に連れて行って診察してもらったほうがも良いかもしれません。
猫の結膜炎の治療方法
猫が結膜炎になってしまった場合は、主に点眼薬や軟膏による治療が行われます。
細菌が原因の場合は、抗生剤入りの薬を投与します。
ここでは、猫の結膜炎治療に使用される「テラマイシン」をご紹介します。
テラマイシン
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商品名|テラマイシン |
内容量|3.5mg(軟膏) |
価格|2,198円 3,999円以上の購入で送料無料! |
出典:ペットくすり
※2016年10月現在、ペットくすりサイト内で表示されている税込み価格を掲載しています。
おすすめポイント
- オキシテトラサイクリンと、ポリミキシンBの2種類の抗生物質配合の軟膏です。
- 緑膿菌など、グラム陰性菌に良い抗菌力を発揮する抗生剤です。
特徴
- 細菌による目の病気に。
- 細菌を撃退する抗生物質。
- クラミジア性角膜炎・猫マイコプラズマ性結膜炎に。
- 細菌感染による結膜炎、眼瞼炎、角膜炎などの治療に。
成分
- オキシテトラサイクリン
- ポリミキシンB
テラマイシンの使い方
- 下まぶたを引き下げ、チューブをしぼりながら、下まぶたに軟膏を付着させます。
このとき、容器の先端がまぶたやまつ毛に触れないようにご注意ください。 - 最後に、まぶたを閉じ、ごく軽く数回マッサージをします。
ただし、手術後や目に傷があるときは、マッサージはしないでください。 - 通常、適量を1日3~6回点眼する。なお、症状により適宜回数を増減する。
テラマイシンの使用時の注意点
- まぶたの腫れ・充血・かゆみがみられる場合はご使用をやめ、獣医さんにご相談ください。
まとめ
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
いかがでしたでしょうか。
猫の結膜炎は、猫がかかりやすい病気の一つです。
普段のスキンシップの時に、猫のしぐさや体調をチェックするようにすることで、結膜炎の早期発見と治療ができます。
また、飼い主の方がウイルスを媒介しないように、疑いのある猫等を触った際は、手洗いや衣服の消毒をすることも予防方法の一つです。