最近なんだか飼っている犬が以前より「食欲が無い」と感じていませんか。
そんなとき「口臭が強い」「よだれが多い」「口の廻りを触ると痛がる」ような状態や素振りをみせていませんか?
もしかしたらその素振り、犬の口内炎が原因かもしれません。
犬が口内炎になると、痛さから食事をまったくしない場合もありますので注意が必要です。
たかが口内炎と侮らないようにしましょう。
この記事では、「犬の口内炎」について、症状や治療方法をご紹介していますので、ぜひ参考にしてください。
犬の口内炎とは
犬の口内炎とは、口の中の粘膜が炎症をおこしている状態のことです。
食事の際に痛みを伴うため、症状が酷いと空腹でも食事を拒むほど犬の食欲が無くなります。
結果、栄養不足となり口内炎が治らずに体力が低下します。
老犬や子犬が口内炎になった際は特に注意が必要です。
犬が口内炎になる原因は、以下があげられます。
- 食事で口の中を傷つけた
- コードなどの異物を噛んだことによる感電
- 病気でビタミンが欠乏
- 歯周病
- 免疫力の低下
口内炎の予防には、「骨などの固く尖ったものは食べさせない」「ビタミンが不足しないようにする」「歯磨き等で口の中を清潔に保つ」この3つが大事です。
犬の口内炎の主な症状
犬の口内炎の症状は、主に以下が多いとされています。
- 口臭がきつくなる
- よだれが多くなる
- よだれに血が混じる
- 食欲が無くなる
- 口の廻りを触るのを嫌がる(痛がる)
- 口の中に赤い発疹、潰瘍、水泡がある
この中の症状に複数当てはまったら、一度お近くの動物病院に連れて行って診察してもらったほうが良いかもしれません。
犬の口内炎の治療方法
犬の口内炎の治療は、投薬での治療が一般的です。
「細菌性の場合は抗生剤」「真菌性の場合は抗真菌剤」「ビタミン不足で粘膜が弱っている場合はビタミン剤」「歯周病が原因の場合は歯周病の治療」をそれぞれ行います。
ここでは、細菌性の口内炎の治療に使われる抗生剤の「ミノマイシン」をご紹介します。
薬の使用については、必ずお近くの獣医さんに相談してください。
ミノマイシン
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商品名|ミノマイシン |
体重|- |
価格|17,880円 3,999円以上の購入で送料無料! |
出典:ペット医薬品の個人輸入代行ペットくすり
※2016年10月現在、ペットくすりサイト内で表示されている税込み価格を掲載しています。
おすすめのポイント
- 病原性微生物の増殖をブロック。
- 細菌感染に特化したお薬です。
特徴
- ミノマイシンはテトラサイクリン系の抗生物質です。
- 細菌が増殖するために必要な蛋白質の合成を阻害することによって抗菌作用を示します。
- 通常犬や猫の皮膚感染症、肺炎などの呼吸器疾患、耳鼻疾患、尿路感染症、生殖器感染症、歯周病など幅広い感染症の治療に使用されます。
成分
- ミノサイクリン塩酸塩
ミノマイシンの使い方
- 投与の目安は 1kgにつき5-15mgを1日に2回ですが、用法用量は症状により異なります。
ミノマイシン使用時の注意点
- 用法用量は症状により異なりますので、使用については、必ずお近くの獣医さんに相談してください。
- 直射日光を避け、なるべく湿気の少ない涼しい所に保管して下さい。
- 薬に敏感な犬や猫に使用した場合は、一時的なアレルギー反応が起こる場合があります。
まとめ
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
いかがでしたでしょうか。
犬が口内炎になると、痛さから食べることが苦痛となって、徐々に衰弱していきます。
重症の場合は命に関わることも有ります。
たかが口内炎と侮らずに、日頃のスキンシップなどで口内炎を早期に発見してあげられるようにしましょう。
また、原因によって使用する薬の種類が異なることがありますので、使用については、必ずお近くの獣医さんに相談してください。