犬や猫を飼っている方でしたらフィラリアという言葉を一度は聞いたことがあるのではないでしょうか。
でも、名前は知っているけど、フィラリアについて詳しい症状や危険性、予防方法については、そこまで理解していなかったりませんか。
この記事では「フィラリアの薬」について、ご紹介していますので、ぜひ参考にしてください。
フィラリアの薬とは
まず最初に記載しますが、フィラリアの薬は感染を予防する薬ではありません。
では、何をする薬かというと、薬によって効果に違いはありますが、蚊を媒介にして、犬や猫の体内に入ったフィラリアが、皮下組織や筋肉で成長し血管内に侵入するタイミングで駆除するための薬です。
代表的なフィラリアの薬は以下があげられます。
種類 | 薬の名前 |
タブレット | ダイロハート |
チュアブル | ダイロハートチュアブル |
チュアブル | ハートガードプラス |
ダイロハート
お薬の購入は画像をクリック、またはタップしてください。
商品名|ダイロハート 小型犬用 |
体重|11kg以下 |
価格|2,398円 3,999円以上の購入で送料無料! |
商品名|ダイロハート 中型犬用 |
体重|12kg ~ 22kg未満 |
価格|2,698円 3,999円以上の購入で送料無料! |
商品名|ダイロハート 大型犬用 |
体重|23kg ~ 45kg未満 |
価格|2,898円 3,999円以上の購入で送料無料! |
出典:ペットくすり
※価格は変動しておりますのでご了承ください。
おすすめのポイント
- カルドメックのジェネリック医薬品で有効成分が同じく、効果・効能は同じ。
- カルドメックよりお値段もお買い得
- バニラの香りがする錠剤タイプ
特徴
- ダイロハートは、錠剤タイプのフィラリア予防薬です
- 犬糸状虫の寄生を予防すると同時に消化管内線虫の駆除を行います
- かわいいハート型の錠剤でバニラの香りがします
- ひとたび口に入れると、犬の唾液が錠剤を柔らかくし、チュアブルタイプのように簡単に食べることが出来ます
成分
- イベルメクチン
- ピランテル
ダイロハートの使い方
- 月に1回1錠を投与してください。
- 30日後を目安に6回投薬し続けてください。
- 投薬前に犬の体重を確認してください。
ダイロハート使用時の注意点
- ダイロハートを使用する前に、必ずフィラリアの成虫が体内に寄生しているかどうかを検査してください。
- 投薬間隔の期間を空け過ぎると効果が弱くなる場合があります。
ダイロハートチュアブル
お薬の購入は画像をクリック、またはタップしてください。
商品名|ダイロハートチュアブル 小型犬用 |
体重|11kg以下 |
価格|2,198円 3,999円以上の購入で送料無料! |
商品名|ダイロハートチュアブル 中型犬用 |
体重|12kg ~ 22kg未満 |
価格|2,498円 3,999円以上の購入で送料無料! |
商品名|ダイロハートチュアブル 大型犬用 |
体重|23kg ~ 45kg未満 |
価格|2,698円 3,999円以上の購入で送料無料! |
出典:ペットくすり
※価格は変動しておりますのでご了承ください。
おすすめのポイント
- カルドメックのジェネリック医薬品で有効成分が同じく、効果・効能は同じ
- お薬が苦手な子も食べやすいチュアブルタイプ
- 月一度、1個の簡単投与
特徴
- 大人気のダイロハートのチュアブル(おやつ)タイプです
- 犬糸状虫の寄生を予防すると同時に消化管内線虫の駆除を行います
成分
- イベルメクチン
- ピランテル
ダイロハートチュアブルの使い方
- 月に1回1錠を投与してください。
- 30日後を目安に6回投薬し続けてください。
- 投薬前に犬の体重を確認してください。
ダイロハートチュアブル使用時の注意点
- ダイロハートチュアブルを使用する前に、必ずフィラリアの成虫が体内に寄生しているかどうかを検査してください。
- 投薬間隔の期間を空け過ぎると効果が弱くなる場合があります。
ハートガードプラス
お薬の購入は画像をクリック、またはタップしてください。
商品名|ハートガードプラス 小型犬用 |
体重|11kg以下 |
価格|3,980円 3,999円以上の購入で送料無料! |
商品名|ハートガードプラス 中型犬用 |
体重|12kg ~ 22kg |
価格|4,980円 3,999円以上の購入で送料無料! |
商品名|ハートガードプラス 大型犬用 |
体重|23kg ~ 45kg |
価格|5,380円 3,999円以上の購入で送料無料! |
出典:ペットくすり
※価格は変動しておりますのでご了承ください。
おすすめのポイント
- 日本名カルドメックと同一商品のハートガードプラス
- 月に一度おいしい角切りビーフ味のお薬を与えるだけです
- 主成分イベルメクチンがワンちゃんをフィラリア症から守ります
- 嗜好性の高いビーフ味です。( 国内の臨床テストでは、93.4%の犬が自ら摂取し、投与不可能な例はありませんでした。)
投与が苦手な飼い主でも、犬にストレスをかけることなく簡単に投与可能です
特徴
- ハートガードプラスは、おやつ(チュアブル)タイプのフィラリア症予防
- 犬糸状虫の寄生を予防すると同時に消化管内線虫の駆除が可能
- 国内の臨床テストでは、93.4%の犬が自ら摂取。投与が苦手な飼い主でも、犬にストレスをかけることなく簡単に投与可能
成分
- イベルメクチン
- ピランテル
- ピランテルパモ酸
ハートガードプラスの使い方
- 投薬は蚊が発生する期間、月に一度の割合で行ってください。
- 1カ月に1度、あるいは毎月決まった日付に投薬してください。
- 投薬前に飼い犬の体重を確認してください。
ハートガードプラス使用時の注意点
- ハートガードプラスを使用する前に、必ずフィラリアの成虫が体内に寄生しているかどうかを検査してください。
フィラリアの感染の経過と怖さ
フィラリアとは、犬や猫の肺動脈に寄生する犬糸条虫とのことです。
体内に侵入したフィラリアは皮下組織や筋肉内で脱皮を繰り返し、血管内に侵入します。
約2ヶ月~3か月かけて最後は肺動脈まで到達し成長し、15センチ~30センチ程度の長さにまで成長します。
その後フィラリアの寿命5年~6年が尽きるまで肺動脈付近に寄生し続け、犬と猫の寿命を削っていきます。
フィラリアがここまで到達すると薬以外の外科治療でも駆除することが難しくなってしまいます。
また、肺動脈まで到達し成長すると、フィラリアが血液の流れを阻害するため、心臓が血液を送り出すためにより強い力を必要とする為、ワンちゃんネコちゃん心臓に負担がかかります。
最悪の場合、大切な犬や猫とお別れをしなければならなくなってしまうこともあります。
そんなことにならないためにも、フィラリアの薬を使用した計画的な対策を行う必要があります。
フィラリアの薬が投薬可能な年齢
生後90日以上から投薬可能とされていますが、初めて投薬される際は獣医に必ず相談してください。
また、商品によって年齢に差がありますので、必ず商品の説明をよく読んでご使用ください。
既にフィラリアに感染をしていた際、薬でフィラリアを駆除してしまうと、肺動脈付近にフィラリアの死骸が詰まってしまう恐れがあります。
フィラリア薬の投薬時期と投薬期間
出典:日本犬糸状虫症研究会
フィラリアの予防をいつから始めたらよいか、具体的なシーズンについては、地域差もありますが「日本犬糸状虫症研究会」が発表している、感染期間の目安を参考にすると良いでしょう。
東京を例にすると、平均感染期間が5月15日~11月5日なので、5月~12月まで投薬をしないといけないことがわかります。
出来ればこの期間は蚊がいなくなったから、もう平気だろうと安易に判断せず、投薬を続けてください。
せっかくの予防が無駄になってしまう可能性がありますので、続けることが大切です。
ご自身のお住いの地域のシーズンがいつであるかの目安を把握し、最適な予防をしてください。
まとめ
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
いかがでしたでしょうか。
みなさんにとって犬や猫は大切な家族の一員だと思います。
そんな大切な家族がフィラリアで苦しむ姿はみたくないですよね。
フィラリアの薬を定期的に投薬し、フィラリア予防を忘れずに実施しましょう。
薬の使用についてはお近くの獣医さんに必ず相談をしてください。