猫の病気

【主な病気別】知っておくべき猫の治療費の目安

2016年5月17日

猫治療費

猫を飼われている皆さんは、怪我や病気で動物病院に行った際に、治療費にどのくらいの費用がかかるのかご存じですか?

犬や猫は健康保険がありませんので、治療や手術の費用が高額になってしまうこともあります。

怪我や病気などは、いつ起こるか予測することはできませんよね。

獣医師の診療料金は、独占禁止法により、基準料金を決めたり、獣医師同士が協定して料金を設定したりすることが禁じられていて、病院によってバラバラなんです。

この記事では、おおよその料金になってしまいますが、「猫の治療費」をご紹介します。

※動物病院によって料金が違いますので、記事内の料金はあくまで参考としていただければ幸いです。

猫の治療費について

猫の治療費の大まかな内訳は、以下となります。

  • 初診料
  • 再診料
  • 時間外診療
  • 各手術料
  • 各検査料
  • 注射・輸血料
  • 一般処置料
  • 入院費

獣医師の診療料金は、独占禁止法により、獣医師団体(獣医師会等)が基準料金を決めたり、獣医師同士が協定して料金を設定したりすることが禁じられています。

つまり、現行法のもとでは獣医師は各自が料金を設定し、競争できる体制を維持しなければならないことになっています。

病名別の猫の参考治療費

猫におこる主な病名と概要、参考治療費をご紹介します。

1.異物誤飲

病名 異物誤飲
(いぶつごいん)
概要 誤って何か異物を飲んでしまった時のことです。
参考治療費 約200,000円~

2.角膜潰瘍

病名 角膜腫瘍
(かくまくしゅよう)
概要 黒目の部分を覆っている透明な膜である角膜に炎症が発生した状態のことです。
参考治療費 約4,000円~

3.血管肉腫

病名 血管肉腫
(けっかんにくしゅ)
概要 血管を構成している細胞がガン化した状態のことです。
参考治療費 約350,000円~

4.骨折

病名 骨折
(こっせつ)
概要 事故や高いところからの落下によっておこり、骨が折れてしまうことです。
参考治療費 約130,000円~

5.子宮蓄膿症

病名 子宮蓄膿症
(しきゅうちくのうしょう)
概要 子宮が細菌感染によって炎症をおこし、子宮内に膿がたまる病気のことです。
参考治療費 約100,000円~

6.腎不全

病名 腎不全
(じんふぜん)
概要 老齢猫に多く見受けられ、腎臓の組織がゆっくりと破壊され、機能不全に陥る腎臓病のことです。
参考治療費 約15,000円~

7.毒血症

病名 毒血症
(どくけっしょう)
概要 血液中に毒素が溜まってしまう状態のことです。
参考治療費 約190,000円~

8.肺腺癌

病名 肺腺癌
(はいせんがん)
概要 肺に発生する上皮細胞由来の悪性腫瘍のことです。
参考治療費 約140,000円~

9.皮膚疾患

病名 皮膚疾患
(ひふえん)
概要 皮膚におこる様々な病気のことです。
参考治療費 約10,000円~

10.猫ヘルペス

病名 猫ヘルペス
(ねこへるぺす)
概要 ヘルペスウイルスによって引き起こされる感染症のことです。
参考治療費 約50,000円~

11.乳腺腫瘍

病名 乳腺腫瘍
(にゅうせんしゅよう)
概要 ほとんどが悪性の乳がんのことです。
参考治療費 約20,000円~

12.尿道結石

病名 尿道結石
(にょうどうけっせき)
概要 膀胱と外界を結ぶ尿道に結石が生じた状態のことです。
参考治療費 約100,000円~

13.尿道閉塞

病名 尿道閉塞
(にょうどうへいそく)
概要 猫下部尿路疾患のひとつで、何らかの原因で尿道がふさがり、尿が出にくくなったり全く出なくなったりする状態のことです。
参考治療費 約150,000円~

14.鼻腔リンパ腫

病名 鼻腔リンパ腫
(びくうりんぱしゅ)
概要 鼻の中にできるリンパ球が、腫瘍になってしまったものです。
参考治療費 約400,000円~

15.膀胱炎

病名 膀胱炎
(ぼうこうえん)
概要 メス猫に多く発生し、膀胱が細菌感染によって炎症を起こす病気のことです。
参考治療費 約100,000円

16.膀胱結石

病名 膀胱結石
(ぼうこうけっせき)
概要 膀胱や尿道に砂や石のような結石がたまってしまう病気のことです。
参考治療費 約150,000円~

17.膀胱粘膜剥離症

病名 膀胱粘膜剥離症
(ぼうこうねんまくはくりしょう)
概要 細菌や真菌などの感染や尿結晶などで炎症がおこる病気のことです。
参考治療費 約30,000円~

18.薬物誤飲

病名 薬物誤飲
(やくぶつごいん)
概要 人間用の薬を間違って飲んでしまった場合のことです。
参考治療費 約40,000円~

ペットの保険について

猫や犬には公的な医療保険はありません。

一緒に生活しているペットも私たちと同じように、病気にかかったりケガをします。

とくに猫を飼っている方は、なかなかペット保険に加入していないのが現状です。

ですが、そんな時に、大切な猫の病気やケガに備えるのが「ペット保険」です。

「ペット保険」に加入することで、飼い主さんの金銭的な不安を解消できますので、金銭面で通院を悩む機会も減少するのではないでしょうか。

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まとめ

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
いかがでしたでしょうか。

重ねてにはなりますが、猫の治療費は、動物病院によって違いがあります。

この記事内の金額は、およその治療費を把握するための参考としていただければ幸いです。

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