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【スコティッシュフォールド】飼い方やかかりやすい病気までご紹介

2017年9月25日

スコティッシュフォールド飼い方

はじめまして、この記事にインターネット検索から訪れた方は、スコティッシュフォールドをこれから飼おうか悩まれていて、複数のページを閲覧されたのではないでしょうか?

この記事では、「スコティッシュフォールドとは」「基本データ」「飼い方」「かかりやすい病気やケガ」をご紹介しています。

既に知っている情報もあるかもしれませんが、この記事が、スコティッシュフォールドを飼われようとされている皆さまの参考になりましたら幸いです。

スコティッシュフォールドとは

歴史

スコティッシュフォールドの歴史は、1961年にスコットランドの中部、テイサイドで生まれた「スージー」という一匹の白い折れ耳猫が起源とされています。

「スージー」が生んだ子猫の中にも、特徴的な折れ耳をもった猫がいたため、本格的な折れ耳猫の繁殖が、ここから始まりました。

1966年にGCCF(The Governing Council of the Cat Fancy)に公認されますが、1971年に骨格等に異常のある猫が多数生まれたことから、GCCFから公認解除され、イギリスでの繁殖が出来なくなります。

折れ耳に関しても「劣性遺伝」であるとされたため、未だにGCCFには公認されていません。

その後、繁殖の場所を、イギリスからアメリカへ移し、繁殖と研究が続けられました。

「アメリカンショートヘア」などの猫と交配することで、遺伝疾患の問題解決に光明が差し、1977年、CFA(The Cat Fanciers' Association, Inc.)にスコティッシュフォールドとして公認されました。

基本データ

表記 / 原産国 / 名前の由来

  説明
日本語表記 スコティッシュフォールド
英語表記 Scottish Fold
原産国 スコットランド
名前の由来 「スコットランドの折れ耳猫」と言う意味から

体重 / 平均寿命

性別 雄(オス) 雌(メス)
体重 約3.0kg ~ 約6.0kg 約2.5kg ~ 約5.0kg
平均寿命 10~13歳

体型 / 性格 / 運動量

  説明
体型 セミコビー(四肢・胴・尾がやや長め)
性格 優しい、人なつっこい、甘えん坊、マイペース
運動量 少なめ

眼の色 / 毛種 / 毛色

  説明
眼の色 すべての色、とくに多いのは銅色
毛種 短毛・長毛
毛色 白、黒、レッド、クリーム、ブルー、
シェイデッド、タビー

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飼い方の注意点 / お手入れの仕方

飼い方の注意点

スコティッシュフォールドは、マイペースな猫なので、激しい運動などを必要としません。

そのため、マンションや集合住宅でも飼いやすい猫です。

しかし、前述のとおり、スコティッシュフォールドは、マイペースで運動量が少ない猫なので、食事量と運動量のバランスに注意しないと肥満体型になってしまいますので、注意が必要です。

お手入れの仕方

スコティッシュフォールドは、短毛種と長毛種の2種類がいます。

そろぞれのお手入れ方法は、以下を目安にされるとよいでしょう。

  短毛種 長毛種
ブラッシング 1日1回 1日2回
シャンプー 月に1回 月に2回

また、折れ耳のスコティッシュフォールドは、耳の中の通気性が悪くなりますので、定期的に耳のチェックやコットン等で耳掃除をしてあげると良いでしょう。

かかりやすい病気やケガ

遺伝性骨形成異常症

遺伝性骨形成異常症(いでんせいこつけいせいいじょうしょう)は、骨瘤(こつりゅう)とも言われ、足や尾の骨が変形したり、軟骨が増殖しコブのようなものができる遺伝性の疾患です。

肥大性心筋症

肥大性心筋症(ひだいせいしんきんしょう)は、心臓病の一つで、心臓の筋肉がどんどん厚くなっていく病気です。

この病気により、十分な血液を排出することが出来なくなるため、全身の臓器(心臓、肝臓、腸、筋肉など)が弱まってしまいますので、注意が必要です。

尿路結石症

尿路結石症(にょうろけっせきしょう)は、腎臓から尿管、膀胱、尿道の中に結晶や結石ができる病気です。

一般的にはオス猫に多く見られる病気です。

外耳炎

外耳炎(がいじえん)は、外耳道と呼ばれる「耳の穴」に炎症が発生した状態のことを言います。

スコティッシュフォールドは、折れ耳が特徴で、湿気が耳にこもりやすいため、外耳炎になりやすい傾向がありますので注意が必要です。

詳しくは、「猫の外耳炎!症状と治療方法!」をお読みください。

まとめ

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
いかがでしたでしょうか。

スコティッシュフォールドは、「マイペースで優しく甘えん坊」な猫なので、折れた耳と相まって、とても愛嬌がある猫です。

しかし、遺伝性の疾患を抱えている、スコティッシュフォールドも多数いますので、これから飼われようとされている方はその点も忘れないでください。

この記事が猫選びのご参考になりましたら幸いです。

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